ゲハ板メモ

66 :名無しさん必死だな:2009/01/14(水) 10:14:48 id:hywBq6Q80
任天堂が低コストでソフトが開発できる理由は、少数精鋭でゲームのコアに
なる部分を作り、発売できるだけの面白さがあると判明してから、コストの
掛かるキャラクター、アイテム、映像、音楽などを、手の空いてる従業員を
掻き集めて短期間で仕上げるから。


これに対して、サードの大作はまず発売することが決まり、名前だけ有名な
人材が掻き集められて、ゲームの根幹が固まってない時から、ハッタリ映像
を作るために、グラフィック担当がパソコンを並べてキモイキャラクターの
髪をなびかせたりしているんだぞ。しかも、基本ができて無いから完成間近
に面白くないことが判明し、発売延期すると。
開発費が高騰するするのは、ゲームの作り方が間違っているからだ。


開発費が100倍でも定価はせいぜい2倍にしかできない @ハード・業界
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1231892070/


実際のところどこまで当たっているかはわからないけど、ゲーム開発者のブログや「社長が訊く」を読んでいると、開発過程の一側面からの描写にはなっているのではないかと感じる。
映像面が時間的に先行することについてはそれ単体で製作することが相当程度可能だからであるという理由も読んだことがある。

創作におけるつんく♂と宮本茂の類似性

岩田
ゲームらしくまとめることよりも、
むしろ不必要な飾りの要素を剥ぎ取っていって、
本質の部分だけで勝負することを
志向してらっしゃったんですね。


つんく♂
そうですね。
だから、もう、キャラクターなんか
なくてもいいんじゃないか、
くらいに思ってましたから。
最終的にゲームとしてまとまったときに
キャラクターが活きてはいったんですけどね。
当初はやっぱりそのあたりに食い違いがあって、
ぼくからすると、どうして開発の方は、
キャラクターとかシチュエーションばかりを
先に決めたがるのかな、なんて思ってたんです。
でも、ぼくといっしょにダンスレッスンしてからは
出てくるゲームがぜんぜん変わりましたけど。


社長が訊く 『リズム天国ゴールド』つんく♂さん篇


以上のつんく♂の発言とNew York Timesの記事の宮本茂についての記述に類似性が見られる。

宮本さんの生み出すキャラクターがマリオとドンキーコングだけではなく、ピーチ姫やゼルダ、そしてクッパにリンクとゲーム界の有名キャラが目白押しであることを考えると、彼がキャラクター中心のゲーム作りをしていると思われるかもしれない。しかし実際はまったく逆だ。宮本さんによれば、ゲームのシステムや仕組みを考えるのがいつも先で、キャラクターはゲームデザイン全体を見て考えられ、配置される駒に過ぎないという。それは一見平凡で退屈に見えるゲームの基本要素に注力するということだ。ゲーム全体の流れや設定をどうするか、ゲーム内で達成すべき目標や克服すべき障害はなにか……。


「自分としては、私たちが作ったマリオやリンクなどのキャラクターを皆さんが好きになってくれるのは、ゲームそのものが楽しいからこそだと思います。ゲームに夢中になれるからこそ、結果的にゲーム同様、キャラクターも好きになっていくんだと思います」と宮本さんは語る。


任天堂に対抗するだって?w 無駄な抵抗はやめておけ ~最強の55歳~

Wii MotionPlusまとめ


公式発表


チャンバラ動画


MotionPlusで使用されているジャイロセンサーはInvenSense社のIDG-600

331 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2008/07/15(火) 11:17:58 ID:+4Oq5mt60
SIXAXISは加速度3軸+ジャイロ1軸(Y軸)で、加速度3軸でも傾き2軸(X軸Z軸)検出できるから
6軸を名乗ってるが(同じ表現をするとWiiリモコンは5軸、ポインタ使えば限定6軸)、
ジャイロ1軸だけでは空間の中の移動までは追随は難しいところをジャイロ3軸にすれば
加速度・傾きに加えて位置まで検出しやすくなって夢が広がりんぐなのでジャイロ3軸は是非欲しい


http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1216050830/331

419 名前: 名無しさん必死だな [sage] 投稿日: 2008/07/17(木) 19:03:11 id:qekjja460
枯れた技術の水平思考の影響で任天堂は古い技術しか使わないように思われているけど、
モーションプラスは本当に最新技術だよ。
IDG-600の性能は凄いぞ、検出角速度は最大2000°/sec。
一秒間にリモコンが5.5回転しても測れる。これはかなり激しい動きに対応できるよ。
PS3のは300°/secだから一回転も測れない。


820 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2008/07/17(木) 10:35:09 id:RNde2OI40
InvenSense社のサイト更新されてIDG-600の情報も載りましたね。
2軸ジャイロで確定のようです。
同じような用途で最近発表されたLISY300ALという小型ジャイロセンサや、
SIXAXISに使われているENC-03Rが±300deg/secなので、
スペック上は高性能なのではないかと思います。この二つは一軸ジャイロなので、
IDG-600と数値で比べるべきなのか、詳しくないので判りませんが…

962 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2008/07/18(金) 19:17:47 id:PuBpEreI0
今回のWii MotionPlusに搭載されるジャイロ以外のものだと、
1秒間に300度までしか検知できないものが多いので、
使いたくても使えなかったのではないかと思ったり。
Wiiコントローラーを持って、振ってみればわかるんだけど
一秒間で180度位の往復動作を2回くらいやろうと思えば出来ます。
これで秒間360度、ちょっと振っただけで60度のズレが出ます。
手首と肘を合わせた可動範囲は広いので、500度くらいないと
剣を振る動作なんかには根本的に使えないんじゃないかと。

http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1216050021/962

Wiiリモコンと手の位置関係を考えると、
Wii MotionPlus は手首の関節に近い位置にあり、
ジャイロセンサの置き場所として適当であると考えられます。
この点私は考えが足りませんでした。
また、IDG-600 はチップの平面方向の2軸に対する回転を検出できるので、
普通に実装すれば
Wiiリモコンがもっとも苦手な長辺を軸とする回転の
高精度な検出が可能となります。
この動きは今まではセンサーバーで検知していた関係で
リモコンをTVに向けているときにしかサポートできませんでしたが、
今後はどういう状況でもいけることになります。


http://ttanimu.spaces.live.com/blog/cns!E0558DF457B66590!628.entry

The Wii MotionPlus has three gyroscopes to track rotational movement across all three axes in 3D space.
(MotionPlusは3D空間での3軸全ての回転運動をトラッキングするために3つのジャイロスコープを持っている。)


(MotionPlusの接写画像もある)
E3 2008: Wii MotionPlus Hands-On - Features at GameSpot

If you can measure six degrees of freedom in free space, a game developer has enormous opportunities.
(空間の中で6つの自由度を計測することが出来るとすれば、開発者が得る機会は膨大なものだ。)
(別の箇所より:上下左右前後に加えて回転も計測できるようになる。)


It's one multi-axis accelerometer.
(MotionPlusには多軸加速度計を一つ内蔵している)


IGN: Interview: Wii Motion Creators

Wii MotionPlus および LiveMove 2 のデモ(日本語吹替え版)

戦争の論理と心理

 人はしばしば徴用されて軍隊にはいるが、進んで入隊する場合もある。好戦的愛国主義はたとえ争いのもとになる資源の不足がなくても、警戒を要するほど容易に喚起される。ヘンリ・タジェフェルをはじめとする社会心理学者は、被験者を名目的な基準(たとえばスクリーン上のドットの数を過大評価したか過小評価したか、クレーとカンディンスキーのどちらが好きかなど)によって二つのグループに分ける実験を数多く実践している。それによると各グループの成員は、ただちにもう一つのグループの人たちに敵意をもち、たとえ自分のグループにとって損失になっても、相手側に報酬を与えるのを阻止するふるまいをする。この即席の自民族中心主義は、実験者がドットや絵などの茶番をやめ、被験者の目の前で硬貨を投げてグループ分けをした場合でも起こる。行動に表れる結果は決して小さくない。ムザファー・シェリフの古典的な実験では、情緒的に安定したアメリ中流家庭の少年を選んでサマーキャンプに招き、それを任意に二つのグループに分けて、スポーツや寸劇で競わせた。するとグループは数日のうちにたがいを襲撃し、棒やバットや石を入れた靴下などで相手を痛めつけ、実験者は少年たちの身の安全のために介入を余儀なくされたのである。


スティーブン・ピンカー「心の仕組み(下)」日本放送出版協会 135頁